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Kiyoshi|英語系ブロガー

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New Romantics - Taylor Swift から英語を学ぼう【和訳・解説】

 

今回はテイラーの「ニュー・ロマンティックス」を解説します!

 

テイラーのアルバム「1989」に収録された楽曲で、一時期「テラスハウス」の主題歌としても使われていて話題になりました。

 

歌詞の内容は「現代の若者たちの恋愛観」をテイラーが代弁したものとなります。

 

Romantics は「ロマン主義」という意味ですが、この曲の中では「現代を生きる恋愛を楽しんでいる人全般」を指しています。

 

若者に共感できる内容がたくさんあるので、ぜひ最後までご覧ください!

 

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曲名:New Romantics
アーティスト名:Taylor Swift 
収録アルバム:1989
日本語訳:Kiyoshi

 

youtu.be

 

We're all bored, we're all so tired of everything
We wait for trains that just aren't comin'
We show off our different scarlet letters
Trust me, mine is better

私たちはみんな退屈してて、全てにうんざりしてる
来るはずのない列車が来るのを待ち侘びてるような感じ
つらかった失恋話を自慢し合ったりして
「私の方がもっとすごいよ」なんて言いながらね

 

現代の若者の恋愛事情を歌詞にしているパート。同じような日々に退屈していて、何か刺激的な出来事を求めているという、いかにも最近の若者が抱えていそうな気持ちを巧みに表現しています。

 

Bored(退屈した)と tired(疲れた)はともに過去分詞がもとになった形容詞です。よく「私は退屈している」を I’m boring(私はつまらない人間である)と言ってしまう人がいますが、誤りなので要注意!(人が主語の場合は必ず I'm bored と言いましょう)

 

Show off は「〜を見せびらかす、自慢する」という意味。

 

Scarlet letter は「緋文字」という意味で、アメリカの作家・ホーソンの小説に出てくる「不倫をした女性に与えられる汚名」が由来となっています。ここでは「つらかった過去の恋愛」をいうニュアンスで使われています。

 

We're so young, but we're on the road to ruin
We play dumb, but we know exactly what we're doin'
We cry tears of mascara in the bathroom
Honey, life is just a classroom

私たちは若いけど、波瀾万丈な人生を歩んでる
バカなふりしてるけど、自分たちのやってることはちゃんと理解してる
お風呂場でマスカラ色の涙を流すの
ねえ、人生なんて単なる学校の延長線よね

 

引き続き現代の若者の気持ちを代弁しているパート。

 

Ruin は「破滅する、台無しにする」という意味で、ここでは「私たちは若いけど薔薇の道を歩んでいる」というニュアンスで用いられています。

 

Play dumb で「バカなふりをする」という意味。

 

'Cause baby, I could build a castle
Out of all the bricks they threw at me
And every day is like a battle
But every night with us is like a dream

だって私はお城を建てれちゃうくらいよ
投げつけられたレンガを使いながらね
毎日が戦いの日々だけど
みんなと過ごせる夜は夢のような気分

 

テイラーの波瀾万丈な人生を歌詞にしているパート。

Brick は「レンガ」という意味。テイラーは世界的な歌姫として活躍している反面、これまでに様々な人とバトルを繰り広げてきました(中でもカニエ・ウェストとのバトルは有名かと思います笑)

 

この brick(レンガ)とは、その際にテイラーに投げかけられた罵詈雑言を表していると解釈できます。それを使ってお城を建てれるなんて、どんだけ戦ってきたんだよ、、と少し脱帽しますが笑

 

でも最後の行では、仲間と過ごせることの大切さも語っています。ファンや友人を大切にすることで有名なテイラーならではの歌詞です。

 

Baby, we're the new romantics, come on, come along with me
Heartbreak is the national anthem, we sing it proudly
We are too busy dancin' to get knocked off our feet
Baby, we're the new romantics
The best people in life are free

ベイビー、私たちは新しいロマンチストよ、一緒に付いてきて
失恋は国家になるくらい、誇りを持って歌うわ
私たちは踊りに夢中で、他のことに気を取られている暇なんてない
ベイビー、これが新しいロマンスの形よ
私の人生における大切な人たちは、お金じゃ代えられないの

 

New romantics は直訳すると「新興ロマン主義者」という意味ですが、ここでは「新しい恋愛スタイルを楽しむ若者たち」というニュアンスに近いです。

 

Heartbreak は「失恋、心の傷」という意味。

 

National anthem は「国家」という意味で、ここでは失恋の出来事を国家のように高らかに歌うという意味で使われています。

 

Get knocked off one’s feet で「脚を抜かれる、ノックアウトされる」という意味です。ここでは「ダンスに夢中で他のことを気にしている時間なんてない」というニュアンスで用いられています。

 

The best people in life are free は色々な解釈ができる歌詞です。下記に3通りの解釈を記載します。

 

⑴私の人生における大切な人たちは、自由を楽しんでいる人だ。
⑵私の人生における大切な人たちは、お金目的で行動しない。
⑶私の人生における大切な人たちは、お金では買うことができない。

 

個人的に⑶の解釈が最もこの曲に合うかと思ったので、↑に採用させていただきました。

 

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We're all here, the lights and noise are blinding
We hang back, it's all in the timing
It's poker, he can't see it in my face
But I'm about to play my Ace, ah

みんなここに集まって、まばゆい光と音楽で盛り上がるの
でも待つときはじっと待つ、すべてはタイミング次第だからね
まるでポーカーね、彼には私の手持ちが読めてない
でも今からエースを切るわよ

 

テイラーとその仲間がおそらくパーティなどを楽しんでいる様子を表しているパートです。

 

Blinding で「(目を覆いたくなるほど)まぶしい」という意味で、ここではパーティの照明のまぶしさを表しています。

 

Hang back で「控える、慎重に行動する」という意味で、ここではタイミングを見計らって慎重に動くというニュアンスで用いられています。

 

We need love, but all we want is danger
We team up, then switch sides like a record changer
The rumors are terrible and cruel
But, honey, most of them are true

恋がしたいけど、結局スリルしか求めてない
仲間になったと思えば、手のひらを返すように裏切ったり
噂話はひどくて残酷なものが多いけど
でもね、大体は本当の話なの

 

再び現代の若者の恋愛観を歌詞にしたパート。

 

All S ○○ で「Sが○○する全て」という意味になります。ここでは「私たちが求めているものは全て危険なことだ(→スリルのみを求めている)」という意味になります。

 

Team up で「チームを作る、仲間になる」という意味。

 

Switch sides like a record changer は比喩表現で「立場や意見をすばやく変える」という意味になります。これはレコードプレイヤーが勝手にトーンを変えて再生していたことからできた表現です。

 

'Cause baby, I could build a castle
Out of all the bricks they threw at me
And every day is like a battle
But every night with us is like a dream

だって私はお城を建てれちゃうくらいよ
投げつけられたレンガを使いながらね
毎日が戦いの日々だけど
みんなと過ごせる夜は夢のような気分

 

Baby, we're the new romantics, come on, come along with me
Heartbreak is the national anthem, we sing it proudly
We are too busy dancin' to get knocked off our feet
Baby, we're the new romantics
The best people in life are free

ベイビー、私たちは新しいロマンチストよ、一緒に付いてきて
失恋は国家になるくらい、誇りを持って歌うわ
私たちは踊りに夢中で、他のことに気を取られている暇なんてない
ベイビー、これが新しいロマンスの形よ
私の人生における大切な人たちは、お金じゃ代えられないの

 

(Oh, oh, oh-oh, oh) So, come on, come along with me
(Oh, oh, oh-oh, oh) The best people in life are free

さあ、私と一緒に付いてきて
私の人生における大切な人たちは、お金じゃ代えられないわ

 

Please, take my hand and
Please, take me dancing and
Please, leave me stranded
It's so romantic

さあ、私の手を取って
さあ、ダンスに連れてって
さあ、私をひとりぼっちにさせて
なんてロマンチックなの

 

ここはおそらくテイラーが想いを寄せる相手に向けた言葉。

 

でも手を取って、ダンスに連れて行ってまではわかりますが、最後の stranded(置き去りにする)とはどういう意味でしょう?

 

テイラーはこれまでかなりドラマチックな恋愛をたくさんしてきました。中には大好きだった相手から酷い裏切られからをしたことも。

 

そんなテイラーは恋愛に対しても彼女なりのこだわりを持っており、このパートはそれを強調しています。

 

つまりテイラーは、彼女の手を取って、ダンスに連れて行ってくれるような恋人を求めているけど、時には寂しい思いをさせるようなスリルのある展開も期待しているという意味です。う〜ん、深い、、笑

 

'Cause baby, I could build a castle
Out of all the bricks they threw at me
And every day is like a battle
But every night with us is like a dream

だって私はお城を建てれちゃうくらいよ
投げつけられたレンガを使いながらね
毎日が戦いの日々だけど
みんなと過ごせる夜は夢のような気分

 

'Cause baby, I could build a castle
Out of all the bricks they threw at me
And every day is like a battle
But every night with us is like a dream

だって私はお城を建てれちゃうくらいよ
投げつけられたレンガを使いながらね
毎日が戦いの日々だけど
みんなと過ごせる夜は夢のような気分

 

Baby, we're the new romantics, come on, come along with me
Heartbreak is the national anthem, we sing it proudly
We are too busy dancin' (Hey) to get knocked off our feet
Baby, we're the new romantics
The best people in life are free

ベイビー、私たちは新しいロマンチストよ、一緒に付いてきて
失恋は国家になるくらい、誇りを持って歌うわ
私たちは踊りに夢中で、他のことに気を取られている暇なんてない
ベイビー、これが新しいロマンスの形よ
私の人生における大切な人たちは、お金じゃ代えられないの

 

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おわりに

 

この曲は、現代の若者の恋愛観が非常によく歌詞に現れており、テイラーのファンからも長年支持されている曲です。

 

ここまで若者に寄り添った曲を書くことができるのも、テイラーのカリスマ性だと思います。

 

だからテイラーっていつまで経っても若々しい容姿を保てるのですかね。

 

それでは今回はこの辺で。

 

See you next time!