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Kiyoshi|英語系ブロガー

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Take a Bow - リアーナから英語を学ぼう【和訳・解説】

 

今回はリアーナの「Take a Bow」を解説します!

 

リアーナといえば、「Umbrella」や「Only Girl」などの楽曲で有名な、世界が認めた歌姫。

 

テイク・ア・バウ」は2008年にリリースされたアルバム「グッド・ガール・ゴーン・バッド」に収録された曲です。

 

この曲は、リアーナに裏切りを繰り返す恋人に三行半を突きつける内容になっています。

 

曲の途中から Take a Bow(お辞儀をする)の意味が次第にわかるように構成された曲です。ぜひ最後までご覧ください!

 

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曲名:Take a Bow
アーティスト名:Rihanna
収録アルバム:Good Girl Gone Bad: Reloaded
日本語訳:Kiyoshi

 

youtu.be

 

Oh, how about a round of applause?
Yeah, a standing ovation

ああ、拍手喝采はどう?
客席みんな立ち上がっての喝采

 

a round of applause で「(客席からの)拍手喝采」という意味になります。何かのパフォーマンスが終わった時によく使われる表現です。

 

standing ovation で「スタンディングオーベーション(観客が立ち上がって拍手すること)」という意味です。

 

観客は何に対して拍手しているのでしょうか? 続きを見てみましょう。

 

You look so dumb right now
Standing outside my house
Trying to apologize
You're so ugly when you cry
Please, just cut it out

今のあなたバカみたいよ
私の家の前に突っ立って
謝ろうとしてるけど
泣き顔が本当にブサイクだね
お願いだからもうやめて

 

dumb は「バカげた、マヌケな」という意味。類義語に foolish, stupid などがあります。

 

outside で「〜の外に」という意味です。

 

ugly は「醜い、不細工な」という意味です。

 

cut it out は「それをやめろ」という意味で、相手に何かをやめるように求める時に使われます。

 

リアーナの恋人は何を謝ろうとしているのでしょうか? 続きをご覧ください。

 

And don't tell me you're sorry 'cause you're not
Baby, when I know you're only sorry you got caught

悪いと思ってないのに謝るのはやめて
バレたのが悔しいだけなんでしょ、気づいてるよ

 

sorry は「ごめんなさい」以外にも、「気を悪くした、申し訳ない」という意味があります。

 

get caught(↑では過去形の got caught)で「捕まる」という意味。

 

ここでようやく恋人が何かの悪事を働いて、それに対してリアーナが怒っていることがわかります。

 

But you put on quite a show
Really had me going
But, now, it's time to go 
Curtain's finally closing

でも見事な演技だったね
本当に騙されたよ
でももうお別れの時間よ
この舞台もようやく幕を閉じるわ

 

put on a show で「演技をする」という意味。quite が前についているので、「なかなかの演技だったよ」というニュアンス。

 

have (人) going には、「①(人)を騙す」、「②(人)を感動させる」などの意味があります。ここでは①の「騙す」の意味で使われています。

 

it's time to ○○ で「そろそろ○○する時間だ」という意味。

 

ここでようやく、この恋人はリアーナのことを騙し続けていたことがわかります。

 

明言はされていませんが、文脈から察するにこの恋人は浮気をずっと隠し続けてきましたが、今回ついにその浮気がバレて、リアーナの堪忍袋の緒が切れます。

 

それと同時によくもまあここまで私を欺き続けることができたねと、相手の嘘を隠し通す能力を皮肉を込めて称えたのがこの曲です。

 

That was quite a show
Very entertaining
But it's over now
Go on and take a bow

見応えのある舞台だったわ
とっても面白かった
でももうおしまいよ
そのまま最後にお辞儀しなさい

 

it's over で「もうおしまい」という意味。

 

go on で「続ける、進行する」という意味。ここでは皮肉を込めて「すごい演技だったから、そのまま最後に take a bow(お辞儀する)でもしたら?」と相手に言っています。

 

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Grab your clothes and get gone 
You better hurry up
Before the sprinklers come on 
Talkin' 'bout "Girl, I love you, you're the one"
This just looks like the re-run
Please, what else is on? 

荷物を持って、さっさと出てって
急いだ方がいいわよ
スプリンクラーが作動する前にね
「ねえ、愛してるよ、僕には君しかいない」なんて言うけど
これってなんかの再放送みたい
他の番組やってないかな?

 

You better で「〜した方がいい」という忠告の意味。

 

re-run は「テレビ番組などの再放送」という意味。ここでは相手の苦し紛れの言い分のことを指しています。

 

what else is on? は「なんか他の番組やってないかな?」という意味。このやり取りにも飽き飽きしているという嫌味を込めたセリフです。

 

And don't tell me you're sorry 'cause you're not
Baby, when I know you're only sorry you got caught

悪いと思ってないのに謝るのはやめて
バレたのが悔しいだけなんでしょ、気づいてるよ

 

But you put on quite a show
Really had me going
But, now, it's time to go 
Curtain's finally closing

でも見事な演技だったね
本当に騙されたよ
でももうお別れの時間よ
この舞台もようやく幕を閉じるわ

 

That was quite a show
Very entertaining
But it's over now 
Go on and take a bow

見応えのある舞台だったわ
とっても面白かった
でももうおしまいよ
そのまま最後にお辞儀しなさい

 

Oh, and the award for the best liar goes to you
For making me believe
That you could be faithful to me
Let's hear your speech, oh

ああ、「嘘つき大賞」の優勝者はあなたよ
私をうまく騙して
信頼できる男を演じ切ったわね
さあ、優勝者から一言どうぞ

 

the award for ○○ goes to (人) は「○○賞は(人)に贈られます」という決まり文句です。

 

faithful で「忠実な、誠実な、信用できる」という意味。

 

How 'bout a round of applause?
A standing ovation

拍手喝采はどう?
客席みんな立ち上がっての喝采

 

But you put on quite a show
Really had me going
Now, it's time to go
Curtain's finally closing

でも見事な演技だったね
本当に騙されたよ
でももうお別れの時間よ
この舞台もようやく幕を閉じるわ

 

That was quite a show 
Very entertaining
But it's over now 
Go on and take a bow
But it's over now

見応えのある舞台だったわ
とっても面白かった
でももうおしまいよ
そのまま最後にお辞儀しなさい

 

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おわりに

 

この曲はリアーナの言葉遊びと、皮肉たっぷりだけどどこか哀愁が漂うメロディーが相まって見事な名曲となりました。

 

この歌詞からもわかるように、リアーナもかなり強い女性っぽいですね笑

 

何回聞いても思わずクスッと笑ってしまう楽曲です。

 

それでは今回はこの辺で。

 

See you next time!