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Kiyoshi|英語系ブロガー

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【和訳】Panic! at the Disco『High Hopes』から英語を学ぼう!

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今回は「Panic! at the Disco High Hopes」を紹介・解説します。

夢を追い続ける人への応援歌となっています。ボーカルのブレンドン・ユーリーはこれまで数々の苦労を体験してきました。

  • 結成後、経済的困窮に陥り、アルバイト生活を体験
  • 歌詞が批判やバッシングの対象となる
  • メンバーの離脱が繰り返され、現在残っているメンバーはブレンドンのみ

この曲には、そんな数々の困難を経験してきたボーカル・ブレンドンが、「常に高い希望を持つことを忘れなかった」というメッセージが込められています。

この曲を聴いて、現在何か苦労を体験している人も、諦めることなく夢を追い続けましょう!

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日本語訳

[Chorus]
Had to have high, high hopes for a living
Shooting for the stars when I couldn't make a killing
Didn't have a dime but I always had a vision
Always had high, high hopes (High, high hopes)
Had to have high, high hopes for a living
Didn't know how but I always had a feeling
I was gonna be that one in a million
Always had high, high hopes

生きていくため、望みを高く、高く抱いていた
一攫千金に失敗しても、希望を高く持ち
懐に一銭もなくても、いつも野望はあった
どんなときも、高い望みを…
生きるために、高い希望が必要だった
やり方なんてわからなくても、いつもこんな予感がしていた
「僕は超ビッグになるんだ」って
いつだって、高い望みを…

[Verse 1]
Mama said, fulfill the prophecy
Be something greater, go make a legacy
Manifest destiny, back in the days
We wanted everything, wanted everything
Mama said, burn your biographies
Rewrite your history, light up your wildest dreams
Museum victories, every day
We wanted everything, wanted everything

母は言った、「夢を実現させなさい
偉大な人になって、後世に何かを残しなさい
マニュフェスト・ディスティニー 西部開拓時代、
私たちはありとあらゆるものを求めていた」
母は言った、「自分の伝記なんて燃やしてしまいなさい
経歴なんて作り変えればいい、途方もないような夢に焦点を当てて
博物館に展示されている勝利の歴史、あの時代は、
全てを求めていた、全てを」

[Pre-Chorus]
Mama said don't give up, it's a little complicated
All tied up, no more love and I'd hate to see you waiting
母は言った、「諦めちゃダメ、少しつらい時もある
身動きも取れず、愛も信じられない、でもそんなあなたを見たくない」

[Chorus]

[Verse 2]
Mama said, it's uphill for oddities
The stranger crusaders, ain't ever wannabes
The weird and the novelties don't ever change
We wanted everything, wanted everything (High, high hopes)

母は言った、「変わり者にはつらいときもある」
「名もなき十字軍」、彼らは偽善者なんかじゃない
目新しい人や奇抜な人は、いつだって不変なんだ
僕らは全てを求めていた、全てを

[Bridge]
Stay up on that rise
Stay up on that rise and never come down, oh
Stay up on that rise
Stay up on that rise and never come down

そのまま上がり続けろ
上昇気流に乗るんだ、落ちることなく
上がり続けるんだ
天高く、下は見ないで

[Pre-Chorus]
Mama said don't give up, it's a little complicated
All tied up, no more love and I'd hate to see you waiting
They say it's all been done but they haven't seen the best of me-eh-eh-eh
So I got one more run and it's gonna be a sight to see-eh-eh-eh

母は言った、「諦めちゃダメ、少しつらい時もある
こんがらがって、愛も信じられない、でもそんなあなたを見たくない」
みんなは終わったと言うが、まだ僕の本気を見ていない
もう少し走れば、最高の景色が見える

[Bridge]

[Chorus]

英語表現

Shoot for the stars / 高望みをする

”Shoot for”で「~を目指す」という意味があります。
直訳すると「星を目指す」という意味から転じて、
「目標を高く持つ、高望みをする」という意味で使われます。
似た表現に”reach for the stars”という表現もあります。
ここでは、どんなに困窮似ていた時でも、高い目標を持ち続けたブレンドンの意志の強さを表しています。

Make a killing / 大儲けをする

直訳すると「殺す」という意味ですが、「大儲けをする」という意味でも使われます。
言葉の由来は、もともと殺した牛をハンターが高く売ったことが由来のようです。

Fulfill the prophecy / 預言を実現させる

”fullfill”は「~を果たす」という意味です。
”prophecy”は「予言、予想」です。この曲では「夢」と同義で使われています。
ここでは「自分は必ず成功する」というブレンドンの夢(prophecy)を実現させる(fullfill)という意味で使われています。

Manifest destiny / 明白なる使命

日本語でも「マニュフェスト・ディスティニー」と表現します。
これはアメリカ合衆国の西部開拓時代、神より与えられた「明白なる使命」に従い、
西へ西へどんどん開拓を進めていこうという標語です。

Wildest dreams / 途方もないような夢

直訳すると「ワイルドすぎる夢」ですね(笑)
そこから転じて、「誰もがかなわないと思うような夢、野望」という意味です。
ここではブレンドンの「100万人の中から抜きんでる」という夢を表しています。

ちなみに余談ですが、テイラー・スウィフトも”Wildest dreams”という曲を出しており、
この曲は「絶対にかなわない恋」について歌っています。

Uphill / つらい

up(上に)とhill(坂)がくっついて、本来は「上り坂の」という形容詞ですが、
派生して「骨の折れる、困難な」という意味もあります。

対義語は”downhill”となり、こちらには「下り坂の」という意味と、
「楽な、やさしい」という意味があります。

Oddity / 変わった人、風変わりなところ

”odd”「変わった」という形容詞から派生した名詞です。
人に対してだけでなく、「変わったところ」という意味でも使われます。
ここでは「周りから”変”だと思われて、つらいことも経験するかもしれない」という意味です。
成功する人は周りからの理解はなかなか得られず、変な奴と思われることが多いからですね。

The stranger crusaders / 名もなき十字軍

”Crusader”とは、中世に活躍した「十字軍」という意味です。
その前に”stranger”「見知らぬ人」という単語がついているので、
ここでは、Panic! at the Disco のデビュー当初の自分たちを意味しているのでは、推測しています。

Wannabe / なりきり、気取り

”I wanna be~”のwanna beがくっついた単語で、「なりたがり、気取り」という意味です。
この言葉は少しネガティブな意味で使われることが多く、
「~になりたい」と言い続けて、結局何も実行に移さない人、というニュアンスがあります。
ここでは、「自分はそんなうわべだけの人間ではない」と言っているので、
「偽善者じゃない」と訳しました。

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おわりに

この曲を聴くといつも、「自分も絶対にビッグになってやる!」という気持ちになります。

芸能界という舞台で、数々の困難を体験したブレンドン。その苦しみは経験したことのない人には計り知れません。数々の試練を体験した彼だからこそ、説得力があり、加えて現在彼のように夢を追いかけている人も励まされます。

悩んだり、試練にぶち当たったときは、この曲を聴いて、乗り越えましょう。

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