今回は若者から絶大な支持を誇る大ヒット作「グリー(英語名:glee)」について紹介します。
みなさんもタイトルは一度は見たことがあるのではないでしょうか?長年、若い世代を中心に愛され続けているアメリカのテレビドラマです。
この記事では、まだグリーを見たことない人が、グリーを見始めると起きる8つの良いコトを紹介します。
この記事からわかること
- グリーに関する基本的な情報
- みどころ
- 得られる知識
- 見ると起きるいい効果8選
上記の詳細を下記に記載していきます。少しでも興味がある方は是非最後までお付き合いいただけると幸いです^^
目次
- この記事からわかること
- 目次
- あらすじ
- オススメ理由① "超"早口の英語に慣れる
- オススメ理由② 自然なスラング・語彙力が身に着く
- オススメ理由③ 大好きなキャラクターが見つかる
- オススメ理由④ 知らない分野の知識が広がる
- オススメ理由⑤ 成長できる
- オススメ理由⑥ 洋楽の知識が爆上がりする
- オススメ理由⑦ 飽きにくく、ハマりやすい
- オススメ理由⑧ 人生における教訓を学べる
- おわりに
あらすじ
舞台はアメリカ・オハイオ州にあるマッキンリー高校。主人公レイチェルは将来歌手になることを夢見て、合唱部・グリークラブに在籍しています。
しかし、レイチェルのいるマッキンリー高校では、グリーは「負け犬の集まり」と称されており、廃部寸前。加えてグリーメンバーは周りからいじめに遭う日々…。
困ったグリークラブの顧問・シュー先生は、人気を誇るアメフト部からフィンを始め
何名かメンバーを引き抜き、グリークラブを盛り上げようと奮闘します。
最初は戸惑うメンバーも、次第に信頼を築いていき、最終的にみんなで一丸となって州大会・全国大会を目指していく様子が描かれています。
オススメ理由① "超"早口の英語に慣れる
まずオススメする理由1つ目が、英語のリスニング力向上に関してです。
グリーの英語のスピードは、他の洋画・海外ドラマと比べてかなり早めです。
まずはこの動画をご覧ください。
こちらは超天然のグリーメンバー・ブリトニーが、自分の心境をナレーションしている場面です。
聞けばわかりますが、かな~~り早めですよね(笑)
最初のうちは聞き取れずに苦戦しますが、このスピードがGleeでは標準です。
こんなの聞き取れるわけない!と思った方もいるかもしれませんが、ご安心を。できるだけ多くのエピソードを繰り返し見ていただければ、次第に慣れていきます。
ただし見るときの注意点があり、
- 日本語字幕を読むだけで終わらない
- どのような単語、表現が使われているか聞き取る努力をする
- 可能なら英語字幕を見て、答え合わせをする
- 最終的に字幕なしでも理解できるようにセリフを丸暗記する
以上が可能なら実現してほしいリストです。これをシーズン3まで続けていただければ、自分のリスニング力の飛躍に気が付くはずです。
このグリーの早口英語に慣れたら、アメリカ人が日常的に話す英語がゆっくりに聞こえますよ。
オススメ理由② 自然なスラング・語彙力が身に着く
オススメする理由2つ目は、英語の語彙力向上に関してです。
高校が舞台なので、若者がよく使うスラングや、表現が非常に多いです。
たとえば、日本人にあまり馴染みのない”What the hell"「どうなってるんだ」や
”It sucks”「最悪だ」など、基本的なスラングから、グリーのみでしか使われないようなコアな表現や言い回しも登場します。
こちらも英語字幕と合わせて観ていただくと、知らない単語や表現をピックアップできるので、オススメです。
ただし、中にはグリー独特な言い回しすぎて、日常会話ではなかなか使われない表現もあります。
例えば理由①のナレーション中にブリトニーが、
Now I finally know how Jesus feels in his house way up at the North Pole.
サンタさんが、北極点にある自分のお家でどんな気持ちで暮らしているか、ようやくわかったわ。
と、意味不明なセリフを発しています(笑)
このブリトニーというキャラクターはド天然で、このようによくわからないセリフを時々言うので、こういう言い回しは実際の会話で真似せず、聞いて理解できるくらいでいいと思います。
オススメ理由③ 大好きなキャラクターが見つかる
オススメする理由3つ目は、視聴者の好きなキャラクターが見つかるという点です。
グリー最大の魅力の1つに、登場人物の多さとキャラの濃さが挙げられます。
下記は主な登場人物の画像です。
この写真のキャラクターをはじめ、グリーでは下記のような人物が活躍します。
上記のように、多様性にあふれているのがグリーです。
オススメ理由⑤でも触れますが、シーズンごとに、彼ら一人ひとりの悩みに焦点を当てるエピソードが存在し、次第に視聴者は自分を投影できるキャラクターを見つけていきます。
これが他の海外ドラマにはなかなかない、グリー最大の魅力の1つです。
オススメ理由④ 知らない分野の知識が広がる
グリーのテーマはもちろん合唱・ミュージカルですが、エピソードによって、かなり学問的な内容が取り上げられます。
例えば、シーズン2エピソード3「ホット・チーザスに願いを!」では、「神は本当に存在するのか?」がテーマとなっており、キリスト教徒の生徒と、「神なんて存在しない」と言い張る生徒が、お互いの意見を主張し合います。
このエピソードでは、アメリカ人の宗教に対する考え方をかなりリアルに学べます。
その他にも黒人問題、障害者の方たち悩み、LGBTQに関してなど、かなりアカデミックな話題が多いです。
グリーを通して、社会問題の知識を広げることができます。
こういう話題をアメリカ人は小学校から授業等で取り扱っているので、アメリカ人と話す際は話が膨らみ、非常に役に立ちます。
オススメ理由⑤ 成長できる
オススメ理由③でも挙げましたが、グリーには個性の強いキャラクターが多いです。
彼らは高校生ということもあり、悩みや、弱さをたくさん抱えています。
しかし友人や、先生、家族のアドバイスや助けのおかげで次第に成長していく様子もしっかりと描かれています。
視聴者もメンバーの成長を見ながら、自分にも置き換えて考え、そして一緒に成長することができます。
これがグリーがこれまでエミー賞やゴールデン・グローブ賞という数々の賞を獲得してきた所以の1つです。
オススメ理由⑥ 洋楽の知識が爆上がりする
グリーで取り扱われた楽曲は全シーズン合わせて700曲以上です。
その中にはケイティ・ペリーやレディー・ガガなど、有名な歌手の曲から、あまりメジャーなアーティストではないけど、良質で、感動的な曲も含まれます。
グリーの物語の展開に合わせて曲が挿入されるので、覚えやすく、感情移入もしやすいです。
洋楽についてもっと知識をつけたい!お気に入りの曲を見つけたい!という方には非常におすすめです。
オススメ理由⑦ 飽きにくく、ハマりやすい
グリーの構成の一つとして、「飽きにくい」展開にしてあることも魅力です。
- インパクトが強い展開が多く、続きが気になる
- 展開が早く、退屈な時間がない
- 各エピソードに5曲ほどの楽曲が挿入されていて、リラックスする時間も設けられている
- 毎回多くのキャラクターが登場し、多角的な視点から物語が進む
- 時々、超大物セレブが登場する
上記が飽きにくく、没頭しやすい理由となります。
一度ハマると、かなりの確率でグリーのファンになります。
私もお気に入りのエピソードは、これまで20~30回くらい繰り返し見ています(笑)
オススメ理由⑧ 人生における教訓を学べる
最後となりましたが、グリーを語るうえで最も重要な理由です。
グリーは数々の人生における教訓を教えてくれる番組です。
その教訓のうち最も大きなものが、「大切な人の死にどう向き合うべきか」です。
グリーのメインキャラクター・フィン役のコリー・モンティスは2013年に急逝しています。
シーズン5エピソード3「大好きだったフィンへ」は、彼の死去を受け、特別に制作された回です。
この回では、彼の死を知ったメンバーが、悲しみ、彼を悼み、そして今後どのようにして生きていくべきかを考えるシーンが描かれています。
この回でフィンの恋人であったレイチェルは、「この先どうやって生きていけばいいかわからない」というセリフを残しますが、それでも、自分の夢を諦めず、少しずつ前に進んでいきます。
「大切な人の死」という、非常に苦しく、答えのわからない人生の局面においてもグリーはどう乗り越えればいいかのヒントを与えてくれます。
あなたが苦しんでいるとき、グリーを見れば、きっと大きな助けになってくれます。
おわりに
グリーは英語教材として使うのにも最適であり、加えて上記に挙げた人生における大切なことを教えてくれる最高の番組です。
まだ見たことのない方は是非、一度見て、グリーのファンになってくれたら嬉しいです^^
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